「Mezcal Day Celebration Event 2022 in Osaka」レポート&ギャラリー

「Mezcal Day Celebration Event 2022 in Osaka」レポート&ギャラリー

2022年の「メスカルの日」をお祝いするイベント『Mezcal Day Celebration Event 2022 in Osaka (主催:JUAST、後援:メキシコ大使館)』を、10/30に大阪・梅田の「XEX WEST」で開催しました。
「メスカルの日」は、アメリカに続いて2018年10月21日に日本でも制定し、2019年までの2年連続で海外のアガベスピリッツ全般をプロモーションする企画と共催で記念イベントを開催してきました。
当イベントは、メスカルの現地での世界観をよりカジュアルに、そしてより多くの方々に体験してもらうべく企画で、関西圏にもメスカルの魅力を伝えたいという思いから、東京に続いて大阪でも開催しました。

2週間に及んだ「Mezcal Week」の締め括りとなった大阪開催。
メキシコでの死者の日のイベントのため大阪前に帰国しなければいけないゲストも多かった中で、2019年開催の際にもアメリカから来日したEduardo Belaunzaránさん(ワハカ インポート・マネージングパートナー、メスカル研究者)が、ゲストとして参加しました。
この日出品されたメスカルは、東京開催と同じ40ブランド100種類以上。
「サン コスメ」など複数のメスカルブランドの輸入を開始するジェイドックス社、「アハル」や「スコーピオン」を輸入するコートーコーポレーション、そしてEduardoさんのブランドである「ワハカ」を輸入するデ・アガベ社がブースを構えました。

東京開催と同様に株式会社武蔵屋のブースにて試飲アイテムのボトル販売も行われたほか、メキシコ雑貨や民芸品の販売ブースも用意され、メキシコらしいカラフルな品々が並びました。
一方で会場の大きなバーカウンターには、西山圭さん(フリーランス)、藤本竜介さん(Bible Club Osaka/大阪・心斎橋)、川瀬颯太さん(Niwaka Bar/大阪・中崎町)、渡邊裕紀さん(Bar Nayuta/大阪・心斎橋)といった大阪の新進気鋭のバーテンダーに加え、メキシコのメスカル蒸留所に何度も通い、オアハカの有名バーで開催されたカクテルイベントにゲストバーテンダーとして招待されるなど、メキシコでの知名度も高く、日本のメスカルシーンを牽引する若林祐一さん(Bar若林/東京・蒲田)が立ち、それぞれ「ワハカ」「サン コスメ」「アハル」「スコーピオン」「デルンベス」を用いたバラエティに富んだイベント限定のカクテルを用意し、来場者をもてなしました。

また、上質な料理を提供する洗練されたレストランとして人気を集める会場の「XEX WEST」からは、ステーキやピザ、タイカレーなどの料理が販売され、来場者はメスカルやカクテルとともに味わっている様子でした。

様々なブースやコンテンツがあった中で特に印象的だったのは、Eduardoさんが立つ「ワハカ」のブース。
オリジナルのパペルピカドを使ってカラフルに彩られたブースには、メスカルの第一人者でもあるEduardoさんから、現地の情報や最新事情を尋ねる方など、メスカルについて熱心に学ぼうとする来場者で常に賑わいを見せていました。
そのほか、メスカルにはアルコール度数が高いボトルも少なくないですが、東京開催と同様に、全来場者に「ヴィッテル(協賛:日仏貿易株式会社)」が無料配布されたこともあり、過度に酔う方がおらず、広いテラス席で休憩をしたり、皆楽しそうにメスカルの飲み比べをしている姿は印象的でした。

テキーラと同じくメキシコが世界に誇る文化の一つであり、近年はバーシーンでもトレンドになるなど、今や世界から注目を浴びるメスカル。
そのメスカルを祝う日である2022年の「メスカルの日」は、イベントのために来日してくれたゲストを中心に、出展社や協賛企業、メキシコ大使館などの多大なるサポートによって、盛大にお祝いすることができました。
東京だけでなく、大阪でも開催できたことは、関西でもメスカルを普及させていく上で大きな意味があったと信じています。
今後は日本全国にメスカルが普及するように、発信を続けていきたいと思います。

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